【RLセレクション】strandberg Boden J7 Standard Special – Amber レビュー

吉田です。

 

ファクトリーツアーやワンオフモデルのオーダーを行うなど当店で最もプッシュしているブランドのひとつ、strandberg。

strandberg Japan Factory Order Tour

 

 

前回の楽器フェアにてショーモデル選定会が行われ、その中の1本をオーダーしてまいりました。

 

それが、本日ご紹介するこちら

 

strandberg
Boden J7 Standard Special – Amber

 

ゴールドパーツ、エボニー指板、Dimarzio Illuminator ピックアップを採用した特別仕様。

 

strandbergとは

Ola Strandberg氏率いるスウェーデンのブランド。

左:strandberg日本代理店Shun Nokina氏  中:strandberg創設者Ola Strandberg氏 2016楽器フェアにて

 

人間工学に基づき設計され、既存のギターの概念を覆す構造と高い完成度を誇ります。Djent/Progressive Metal界隈のヘヴィなギタリストを中心にJazz/Fusionといったギタリストなど、両極端とも思えるふり幅ながら、いずれも新世代のテクニカルなギタリストから支持を得ています。
マルチスケール、EndurNeck、ローステッドメイプルネック、コンパウンドラジアス指板、アルミバックパネル等strandbergならではのスペックを備え、日本製ならではの精度により優れたコストパフォーマンスを実現するJ Standardシリーズ。

 

 

まずはstrandbergの一番の特徴とも言える

特許取得 EndurNeck

ストランドバーグが特許を取得した台形シェイプの EndurNeck は、ローからハイポジションへ移るに従い、平面が低音弦側から徐々に高音弦側へ移動します。
特にクラシカルフォームのプレイスタイルにおいて、スウィープ・タッピング・スラップなど従来のネックシェイプでは得られない極上の演奏性が得られます。
本機ネック材はローステッドメイプルを使用。こちらは含水率を低する加工を施すことで強度を高めています。そのため反りに強く、またサウンドの立ち上がりが良く、早いパッセージでの追従性も抜群です。

 

 

そしてもうひとつ重要な要素が

各弦の長さが異なるマルチスケール(ファンドフレット)

フレットが斜めに打たれていますがこれは各弦のスケール(弦長)が異なるためです。

strandbergのスケールは

1弦25″ 635mm(PRSと同様のスケール)

6弦25.5″ 648mm(Fenderスケール,ロングスケール)

7弦25.75″ 654mm

高音弦が短く、低音弦が長いことで、低音弦では安定したピッチと曇らずハリのあるサウンドを保ち、高音弦では従来の演奏性を損ないません。このマルチスケールにより、テンションノートを含む和音も美しく響きます。

多弦ギターやダウンチューニングにおいても有用さが認知されています。

 

 

ステンレス素材のフレット

磨耗に強く、ネック材との相性からサウンド特性としてのパーカッシブなプレイにも最適。

指板はコンパウンドラジアス、ジャンボサイズのフレットにより弦高が低くセッティングされています。力を入れずに押弦できるため、レガートやタッピングとの相性も良いです。

 

オリジナルボディシェイプ

コンパクトなシェイプは座って弾く際に、一般的な右脚に乗せるスタイルでも、クラシックギターのように左脚に乗せるスタイルでも対応できるようデザインされています。

どちらのスタイルでもボディバランスは秀逸で、ネックを”持つ”という意識は不要です。望ましい左手のフォームで演奏することができます。

 

材質はUSAハイブランドからも好まれるバスウッドを採用。ソリッド構造ながらストランドバーグならではの重量と、ややアコースティカルな響きも獲得しています。
5Aグレードのメイプルベニアにより、ルックス面にも妥協はありません。

 

そして重量は2kg前後と非常に軽量。

 

ヘッドレス構造

ヘッドレス構造によりペグと一体化した独自のブリッジは硬質で軽量なアルミ製。さらに専用弦は不要です。

特別仕様のゴールドパーツが採用されており、ボディカラーとの相性も抜群。

 

全長も短くなり、ボディも軽量、可搬性も申し分なし。

 

Dimarzioピックアップ

ピックアップにはジョン・ペトルーシも愛用するDimarzio Illuminatorを搭載。ハードディストーションはもちろん、クリアにもメロウにも対応できるstrandbergにマッチするサウンドをアウトプットします。

 

 

つまみノブにはシンボルマーク。

 

以上、特別仕様の日本製ストランドバーグをご紹介いたしました。

本国スウェーデン製はなかなか手に届かないが、インドネシア製、中国製では品質には満足できない方にもストランドバーグの真髄を味わえる国産モデル、おすすめです。